入院生活の友【切迫早産】
いまの病院の産婦人科病棟は、基本的に全室個室。
よって、ワタシもほぼ選択の余地なく個室に入っています。
室内には洗面台はもとより、トイレもシャワーも付いているので
生活はすべて部屋から出ることなく完結。
ましてや自由に動けない身ゆえ、
他の入院患者さんとの交流はまったくありません。
切迫入院お仲間は、ほかに何人もいる様子なので
大部屋で同じ境遇どうし話したりできれば
先の長い入院でも気が紛れそうなのに、ちょっと寂しいような気も。
反面、周囲を気にせずテレビや読書を楽しんだり音楽を聴いたり
マイペースに過ごせるのは、個室ならでは。
お見舞いに来てもらったときも、気兼ねなく過ごせるしね。
普段から自宅ひとり仕事人で、人とあまり会話しなくても平気なほうなので
なんのかんのと、気ままな個室生活を楽しんでいます。
そんな毎日の友は、というと。
●本
暇つぶしといえば、やっぱり読書でしょう!
という割には、あまりたくさん読めていないのですが。
雑誌や単行本は重いので、文庫本ばかり手に取っています。
それでも、長時間横になったまま読むのはしんどいので
これまで、本を画面で読むのってどうよ?とあまり関心のなかった電子書籍が
すこーし気になってきました。
片手だけで読めてラクそうだし、
本屋さんに行けない状況でも
ダウンロード販売なら、読みたい本を気軽に買えるしね。
けっこう便利なのかも…
ちょっと評価が変わりつつあります。
●テレビ
病院にありがちなテレビカード制ではなく、
見ようが見まいが毎日固定額を取られるシステムなので
遠慮なくシーズン入りしたフィギュアスケートやドラマを楽しんでます。
今クールのドラマでは「不毛地帯」と「JINー仁」、そして
タイミング的に外せない「ギネ」を欠かさずチェック。
どれもなかなか見応えあって、今後の展開が楽しみです。
でも、長時間はやっぱり疲れるので、
観てるのは朝晩くらいかな。
●パソコン
病室のテレビでは、院内LAN経由でインターネットにもアクセスできます。
が、ワタシはマイPC持ち込みで、回線のみ使わせていただくことに。
(もちろん、事前に断ってマス)
入院当初の数週間は、すぐに対応できなかった仕事の残務処理や引き継ぎをしたり
その後は全く手つかずだった出産準備の買物をしたり。
ただ、この回線、おそらく悪用防止にメール用のポートを閉じている様子で、
PCのメーラーでメールの送受信ができないのが難点。
仕事メールでは、Webメールで対応しきれない場合があり
専用メーラー必須なので、メール送受信用に
ウィルコムのデータ通信カードをレンタルしてしのいでいます。
(イーモバイルのほうが速いんだろうけど、ココはたしか圏外)
もうひとつ、アクセス禁止サイトが意外と多いのも、
院内LANの残念ポイント。
ただでさえ物要りな出産準備だから、
できるだけ無駄を省いたり評判のいい品を選んだりする情報源として
クチコミ満載の某巨大掲示板を参考にしようとしたら、
当然のごとくアクセス不可。
まあ、そりゃそうだよね…
ついでに、このブログのサイドバーにも貼りつけている
エキサイトの「ネームカード」機能も、出会い系扱いでアクセス不可でした。
…出会い系なんだ。。。
そして実は、回線だけでなく、パソコン使用環境にも
やや難ありだったりします。
というのも、普通に座ってパソコンを使うのは
おなかに負担がかかるのでNG。
そこで、ベッドの背もたれをなんとかタイピングできる30°程度だけ起こして、
できるだけ横になるのに近い状態で、えっちらおっちら使っている有様。
が、この姿勢も長時間は負担が大きく、あまり安静状態とは言えないので
パソコンでのネットは、おのずと必要最低限になっています。
そんな、フル活用とは言えないパソコン君ですが
音楽プレーヤーとしては大活躍。
日中、ひとりでいる個室は静かすぎるので、
低めのボリュームで、ずーっとインターネットラジオを流しているのです。
当初は、入院前から自宅でそうしていたように
iTunesに入れている音楽を流そうと目論んでいたのですが
よく考えたらiTunesの楽曲データは自宅の外付けHDDの中なので、外では使えないと判明。
CDは交換が面倒だし、
iPodは相方プリッツ君が車で音楽聴くのに使ってるし…
というわけで、半ば苦肉の策として浮かんだインターネットラジオ。
iTunesにプリセットされている局には、残念ながらしっくりくるところがなかったのですが
在米時に愛聴していた地元クラシック専門局・WGUCのストリーミング放送を試してみたら、
これが思いのほかいい感じ。
ワタシの聴く時間帯が、ちょうど現地時間の夜〜深夜なためか
流れるのが室内楽など比較的静かなもの中心なのも、
読書やネット閲覧のBGMにピッタリ。
すっかり毎日のお気に入りです。
●携帯電話
パソコンでのネットが長時間できない代わりに、大・大・大活躍なのがケータイ。
外来では所定の場所でしか使えなかったのが、
入院病棟では制限なく使えるのです。
片手で、横になったままでも支障なく操作できるので
時間のかかる情報収集などは専ら携帯でしておいて
その後、必要に応じてPCからより詳細な情報を探したり、実際に買物したり。
入院当初は、先達の切迫妊婦さんブログなどで薬や経過の情報を収集しまくって
先の見えない不安を紛らわせたりもしていました。
ただ、とっても参考になった反面
情報を入れすぎ、かえって不安増大しちゃった面もなきにしも…だったので
これは良し悪しだったかな。
そして、このブログの更新も、記事タイトル左端にアイコンがあるとおり
最近は携帯からメールで投稿しています。
文字入力のスピードは、パソコンのキーボード入力には遠く及ばず
ブログの記事ひとつ書くのにも、とんでもなく時間がかかっているけれど
安静保持したまま入力操作できるのは、本当に重宝。
でも、これだけ記事書いているのに
ぜんぜん早打ちできるようにならないよ。
…と、こんな感じで過ごしてきた入院生活。
いよいよ、いつ生まれてもOKという時期に迫ってきたため
点滴の流量を徐々に減らしてもらっているところです。
このまま産気づかなければ、今週中にいったん退院です!
よって、ワタシもほぼ選択の余地なく個室に入っています。
室内には洗面台はもとより、トイレもシャワーも付いているので
生活はすべて部屋から出ることなく完結。
ましてや自由に動けない身ゆえ、
他の入院患者さんとの交流はまったくありません。
切迫入院お仲間は、ほかに何人もいる様子なので
大部屋で同じ境遇どうし話したりできれば
先の長い入院でも気が紛れそうなのに、ちょっと寂しいような気も。
反面、周囲を気にせずテレビや読書を楽しんだり音楽を聴いたり
マイペースに過ごせるのは、個室ならでは。
お見舞いに来てもらったときも、気兼ねなく過ごせるしね。
普段から自宅ひとり仕事人で、人とあまり会話しなくても平気なほうなので
なんのかんのと、気ままな個室生活を楽しんでいます。
そんな毎日の友は、というと。
●本
暇つぶしといえば、やっぱり読書でしょう!
という割には、あまりたくさん読めていないのですが。
雑誌や単行本は重いので、文庫本ばかり手に取っています。
それでも、長時間横になったまま読むのはしんどいので
これまで、本を画面で読むのってどうよ?とあまり関心のなかった電子書籍が
すこーし気になってきました。
片手だけで読めてラクそうだし、
本屋さんに行けない状況でも
ダウンロード販売なら、読みたい本を気軽に買えるしね。
けっこう便利なのかも…
ちょっと評価が変わりつつあります。
●テレビ
病院にありがちなテレビカード制ではなく、
見ようが見まいが毎日固定額を取られるシステムなので
遠慮なくシーズン入りしたフィギュアスケートやドラマを楽しんでます。
今クールのドラマでは「不毛地帯」と「JINー仁」、そして
タイミング的に外せない「ギネ」を欠かさずチェック。
どれもなかなか見応えあって、今後の展開が楽しみです。
でも、長時間はやっぱり疲れるので、
観てるのは朝晩くらいかな。
●パソコン
病室のテレビでは、院内LAN経由でインターネットにもアクセスできます。
が、ワタシはマイPC持ち込みで、回線のみ使わせていただくことに。
(もちろん、事前に断ってマス)
入院当初の数週間は、すぐに対応できなかった仕事の残務処理や引き継ぎをしたり
その後は全く手つかずだった出産準備の買物をしたり。
ただ、この回線、おそらく悪用防止にメール用のポートを閉じている様子で、
PCのメーラーでメールの送受信ができないのが難点。
仕事メールでは、Webメールで対応しきれない場合があり
専用メーラー必須なので、メール送受信用に
ウィルコムのデータ通信カードをレンタルしてしのいでいます。
(イーモバイルのほうが速いんだろうけど、ココはたしか圏外)
もうひとつ、アクセス禁止サイトが意外と多いのも、
院内LANの残念ポイント。
ただでさえ物要りな出産準備だから、
できるだけ無駄を省いたり評判のいい品を選んだりする情報源として
クチコミ満載の某巨大掲示板を参考にしようとしたら、
当然のごとくアクセス不可。
まあ、そりゃそうだよね…
ついでに、このブログのサイドバーにも貼りつけている
エキサイトの「ネームカード」機能も、出会い系扱いでアクセス不可でした。
…出会い系なんだ。。。
そして実は、回線だけでなく、パソコン使用環境にも
やや難ありだったりします。
というのも、普通に座ってパソコンを使うのは
おなかに負担がかかるのでNG。
そこで、ベッドの背もたれをなんとかタイピングできる30°程度だけ起こして、
できるだけ横になるのに近い状態で、えっちらおっちら使っている有様。
が、この姿勢も長時間は負担が大きく、あまり安静状態とは言えないので
パソコンでのネットは、おのずと必要最低限になっています。
そんな、フル活用とは言えないパソコン君ですが
音楽プレーヤーとしては大活躍。
日中、ひとりでいる個室は静かすぎるので、
低めのボリュームで、ずーっとインターネットラジオを流しているのです。
当初は、入院前から自宅でそうしていたように
iTunesに入れている音楽を流そうと目論んでいたのですが
よく考えたらiTunesの楽曲データは自宅の外付けHDDの中なので、外では使えないと判明。
CDは交換が面倒だし、
iPodは相方プリッツ君が車で音楽聴くのに使ってるし…
というわけで、半ば苦肉の策として浮かんだインターネットラジオ。
iTunesにプリセットされている局には、残念ながらしっくりくるところがなかったのですが
在米時に愛聴していた地元クラシック専門局・WGUCのストリーミング放送を試してみたら、
これが思いのほかいい感じ。
ワタシの聴く時間帯が、ちょうど現地時間の夜〜深夜なためか
流れるのが室内楽など比較的静かなもの中心なのも、
読書やネット閲覧のBGMにピッタリ。
すっかり毎日のお気に入りです。
●携帯電話
パソコンでのネットが長時間できない代わりに、大・大・大活躍なのがケータイ。
外来では所定の場所でしか使えなかったのが、
入院病棟では制限なく使えるのです。
片手で、横になったままでも支障なく操作できるので
時間のかかる情報収集などは専ら携帯でしておいて
その後、必要に応じてPCからより詳細な情報を探したり、実際に買物したり。
入院当初は、先達の切迫妊婦さんブログなどで薬や経過の情報を収集しまくって
先の見えない不安を紛らわせたりもしていました。
ただ、とっても参考になった反面
情報を入れすぎ、かえって不安増大しちゃった面もなきにしも…だったので
これは良し悪しだったかな。
そして、このブログの更新も、記事タイトル左端にアイコンがあるとおり
最近は携帯からメールで投稿しています。
文字入力のスピードは、パソコンのキーボード入力には遠く及ばず
ブログの記事ひとつ書くのにも、とんでもなく時間がかかっているけれど
安静保持したまま入力操作できるのは、本当に重宝。
でも、これだけ記事書いているのに
ぜんぜん早打ちできるようにならないよ。
…と、こんな感じで過ごしてきた入院生活。
いよいよ、いつ生まれてもOKという時期に迫ってきたため
点滴の流量を徐々に減らしてもらっているところです。
このまま産気づかなければ、今週中にいったん退院です!
by goingedaway
| 2009-11-02 11:11
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